勤務先の会社統合最初の週も、平穏に半ばを過ぎようとしています。
もう土曜日にはbjの2012-2013シーズンも開幕なんで、
本日ようやくチケットを用意した次第です。

bjのチームに毎年ありがちではありますが、
やはり選手もチアも大きく入れ替わり、まだなじんでない今日この頃ですが、
昨年度はハンナリーズファミリーの皆様に本当に御世話になったし、
今シーズンも応援して行こうかと思っております。

が、その前に。
本当はもっと前に書くべきことだけど、タイミングを逃してしまって。
でもどうしても書いておきたいことなので。

シーズンが始まる前に書いておこうかと。



 

さかのぼること約3ヶ月前。
7/10の京都ハンナリーズ公式HPからのリリース。
「はんなりんチアディレクター就任のお知らせ」

というわけで今季よりはんなりんのディレクターは下川さやか氏。
鹿島ディアーズの出身ということで、凄く正統派な印象があります。
またいろんなところでディレクター経験も豊富みたいです。
「はんなりん応援ページ」の考察では、
現段階では昨年を踏襲しつつダンスがシンプルになっている、とのことで、
今年のハンナリーズアリーナは振りコピが来るのか(笑)
などと思ってしまいます。なんにせよ、楽しみです。

が。

ハンナリーズがシーズンを有明で終えてからこの日まで、
前任のチアディレクター「RIN」こと林恵美子氏の去就については、
まるでリリースがありませんでした。

自分は京都ハンナリーズの運営会社SCKのやることについて、
ときどきよくわからない思いを持つことがありますが。
これもおかしいでしょ。
挨拶については本人の意思があるとしても、
契約満了とか退任とかのリリースは新ディレクターの発表の前。
百歩譲って同時に行われるべきでしょう。
6月下旬に行われたブースターミーティングでは話があったらしいのですが、
それに行ってない人に関してはリリースがないも同然。
しかも自分がそのニュースを知らされたのは…有明の数日後。
実はかなり早い段階で決まってた話なのだ。発表しない意味が分からない。

昨年のハンナリーズの躍進を振り返ると。
この人の果たした役割はすごく大きいものがあり。
そんな人間に対しこの扱いはあまりに失礼だって思うわけです。
正直同じことをできる人が日本に何人もいるとは思えない。

何がすごかったか。
「他とは違う京都ハンナリーズの応援の個性」みたいなもの。
もっと大げさに言うならば、「京都ハンナリーズの応援文化」。
これを2年で仕込んで明確な形にしてしまったことだ。

具体的に言うならば。
ハンナリーズの応援の最大の特徴は、プレーオンの時のみならず、
タイムアウトやその他プレー外の時間でも、
間断なくコールを浴びせていくことだ。
PARTY ROCK ANTHEMを聞くたびに「GO GO HANNARYZ!」コールが
脳内で自動再生されるハンナリーズブースターも多かろう(笑)

が、真骨頂はアウェーの見知らぬ曲でもみんなでカウントを合わせて、
「GO GO HANNARYZ!」コールを挟み込んでしまえる対応力の高さだ。笑

#自分は住吉のプレーオフのときに、
#これはブースターも込みにした総力戦と予想して、
#京都ブースターのコール挟み込み対策として、
#「商売繁盛でかかってこんかい」のヘビーローテーションが来たら、
#相手応援歌だしコール挟み込みづらくて嫌かなぁ。。。と思っていたら。
#いざ住吉ではみんな何てことなくコール挟み込んでた^^;
#ハンナリーズブースター恐るべし、というか、
#俺ら調教されすぎやろってwww


でもこれは一朝一夕にできたことではなく。
RINはんなりん1年目の途中くらいからタイムアウトの曲にコールを忍ばせたり、
タイムアウトの演目前のコール出しをゴール裏と相談してみたり。
そういうのをずっとやってきた成果だ。
それに呼応するブースターをゴール裏以外でも粘り強く育成してきた成果だ。

そして時には陣頭に立つ。
思い出深いのは、今年2月の信州アウェー第2戦。
バスツアーで大量補強したブースター(自分も行きました)をバックに、
信州のアリーナでかかる曲をPARTY ROCK ANTHEMを皮切りに、
かかる曲かかる曲片っ端から「GO GO HANNARYZ!」コールを乗っけてしまう。

もう試合前から京都ブースターホームジャック状態。
そして前日敗れた京都が見事に雪辱を果たすことになる。

そしてこれ以降、「京都ブースターのアウェージャック」という現象が起こることになる。
この信州アウェーは京都ブースターにとってエポックメーキングな試合となった。
その先頭にいたのは、もはやブースターと化していたチアDの姿。

史上初めてだった「アウェーチームのプレーオフ勝ちあがり」を果たした住吉。
そして勝利はつかめなかったけど、積み上げてきたコールが響いていた有明。
ハンナリーズの躍進とブースターの応援文化の急速な醸成。
これが一致するのは、偶然ではない。

チアディレクターという立場で。
ブースターの応援文化、というレベルまで踏み込んで形作れる人材が。
今の日本にどれだけいるって言うんだろう??
自分は寡聞にして知らない。
ほかにいるっていうのなら教えてほしい。

昨年のあれが完成形ではないはずなのだ。
まだまだ粗削りな部分も多いし、もっと洗練していく過程だったはずなのだ。

SWのスタンドで知り合って。
まさか複数の同じ旗を仰ぐことになるとは思わなかったけど(笑)
もう10年以上のRINちゃんファンとして、今季RINはんなりんが見れないのを残念に思う。

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はい。とりあえず形にできそうな所で思いのままを。
この話はこれで最後。

ハンナリーズも楽しみなチームになると思うし、下川はんなりんも楽しみです。
今年は#4AYANOさんにエースになってほしいな。
成基カップを見た限りでは、期待大だと思う!

とりあえず10/6、/7はハンナリーズアリーナへ。
前年優勝の琉球ゴールデンキングスといきなりの対決です!

GO! KYOTO! HANNARYZ!