毎年この時期になるとX2-WESTファンの皆様におかれましては、
優勝&3部との入れ替え戦争いの星勘定に忙しい今日この頃かと思います。
以前の「デリックの雄叫び」では名物コーナーだった(ホント?)
「X2-WEST次節でこうなる」ですが、
今節は分裂開催ということもあって一括の「次節はこうなる」は今回はお休み。

ただ、今節3試合についても1試合も見逃せない感じなので、
今回は1試合ずつ展望をあげる予定でいます。

まずは明後日10/28(日)13:50~彦根陸上競技場
ゴールデンファイターズvs豊田ブルファイターズ

ここまでのX2-WEST下位3チームの中で。
頭一つ抜けた得点力を誇る豊田(47得点・ちなみにGF14得点、ベアーズ9得点)
一方、頭一つ抜けた守備力を誇るゴールデンファイターズ。
(40失点。ちなみにベアーズ75失点、豊田82失点)

というわけで豊田オフェンスvsゴールデンファイターズのディフェンスが注目!


豊田は前節ここまで連続完封勝ちのJ-Starsと途中まで真っ向殴り合う展開を見せた。
今のX2-WESTトップクラスの攻撃力は見せてきたが、
その最大の要因は、過去2試合でなかったランがゲインして本来の形になったことだ。
ただ、この要因として豊田のパスを警戒したJ-Stars守備が、
ニッケルを投入した3-3-5で守ったおかげで中央が薄くなったことが大きい。
(あとは最初のFG崩れの時の#7→#91柴田のパスが通っ手のダウン更新もデカイ)
ちなみに、2Q途中からJ-Stars守備がフロントを7メン(3-4)に戻すと、
そこまでの勢いを失い、以後は1TDに抑えられた。

そこからいくと、ゴールデンファイターズ守備も本来の3-4で構えた方がよいだろう。
ここをランで突破すれば豊田の攻撃がいよいよ本調子ということになるが、
LB#54川上#9高橋をを中心としたゴールデンファイターズ守備の集まりは早く、
今までの流れだと難しいかと思います。

ということで、豊田#3岩崎率いるパス攻撃と、ゴールデンファイターズのパス守備の対決。
ゴールデンファイターズは前節CB#21飴野が絶好調!
突如繰り出したベアーズのパスオリエンテッドな攻撃に対しても、
要所を押さえてタッチダウン1本に抑え込んで見せた。

豊田は#2高橋を筆頭に、#7米木#80小野と好レシーバーが揃う。
しかしここまで、「一発ロングゲイン」はあっても「一発タッチダウン」はじつはない。
おそらく今回もエンドゾーン近くでゴールデンファイターズ守備が粘る展開は予想される。
ゴール前のゴールデンファイターズの激しいブリッツ守備が抑えるか。
はたまたそれをかいくぐりエンドゾーンまで持ち込めるか。

もしくは、ゴール前まで進んだところでK#11伊藤が出場なら、
豊田はFGを積み重ねて勝つ展開はありえる。

ゴールデンファイターズ攻撃は前節初得点は上げたが、
トラップ・クロス系の早いタイミングのダイブ以外に打開策はなく、
逆転も相手のミスに助けられてのものだった。

ゴールデンファイターズは豊田の攻撃力を封じこみ、
ロースコアの展開に持ち込んで勝負したいところ。

ゴールデンファイターズは勝つと残留に大きな前進。
一方豊田は負けると3部との入れ替え戦行きが決まります