本当は昨日書く予定だった展望です。

九州の雄、オクトーバーベアーズと2年ぶりの激突となる決勝戦。
まずはその2年前の試合について、
公式ブログの記事でふりかえっていただければと思います。
すみませんこの年は僕はブログお休み期間でしたので・・・。

オクトーバーベアーズは一昨年と比べ、
元立命のエースRBだった山城が前の試合メンバー表に入っていないものの、
一昨年も大活躍だったRB#24久野はエースとして健在。
また走力が魅力のQB#7石橋は前の試合はあまり走っていなかったが、
今回は決勝ということもありキープを増やしてくるでしょう。
忘れちゃいけないWR#15中村への一発ロングパスも要注意。
そして、なんといっても大型な攻守ラインの精強さ。
元立命の#73余合の存在は脅威といってよい。
準決勝では守ってもゴールデンファイターズの攻撃に対し、
タッチダウンを1Qに奪われて以降はエンドゾーンを死守。
一昨年と遜色のないチームを作ってきました。

一方のサイドワインダーズ。
準決勝でようやく自分たちの形を取り戻してきたのですが、
ここに来て故障者続出の状況となっています。
本番は秋なので無理してほしくはないですが、
どこまで帰ってこれるかは一つのカギとなるでしょう。

(6/29 11:40完成)




 
一番の焦点はオクトーバーベアーズのラン vs SW守備。

SWはLB#9東元がこの春に素晴らしいタックルを見せ続けて、
ディフェンスのキーマンであることは疑いの余地はない。
一方オクトーバーベアーズの最大のストロングポイントは大型OL。
その中でも目立つのは学生時代AJのOL#73余合だろう。

「東元vs余合」の立命OB対決が個人的には一番楽しみです。

ただ、#9をはじめとしたLB陣がいい形でタックルできるかはDL次第。
現在故障者の多いSWのDL陣。
前回は#76島倉の両面起用で乗り切ったが、
秋も見据えて両面は避けたいところであろうから、
専任のDL陣のライン戦の踏ん張りに期待する。

オクトーバーベアーズのエース#24久野の怖さは一戦を抜けた後の突破力。
止まりそうな絵面を足を掻いて捕まらず、extra gainを奪っていく。
これを許さないためにいい形で集まれる状況を作りたい。
その意味でも、ライン戦が最重要ポイントとなるだろう。
あとは、#7石橋のQBキープ。前回はあまり走ってなかったが、
今回は最後だしキープは増えると予想する。
こちらも走るレーンをしっかり消して集まりを!

ただ。
オクトーバーベアーズのランを100%止めきるのは現状難しいだろう。
SWは攻撃で時間を使いたい。
相手に時間を使われっぱなしにならないよう、ランを出すのは大前提。
#1大丸#45政木に加え、#41平山のダイブでゴリゴリ行ける展開を。

その上で、勝つためにパスを通したい。
ブリッツでプレッシャーをかけてくることが予想されるが、
#15大橋#4国府の両エースに落ち着いて決めていけるか。

試合展開としては、とにかく先手を打ちたい。
3Q終わりにはリードを奪っておきたい。

オクトーバーベアーズの攻撃は強力ではあるが、手数は多くない。
パスも#15中村へのロングパスは要警戒だが、
ショートミドル多投するようなら投げさせてよいだろう。
相手の手数をより限定する展開に持ち込み、勝利を掴みたい。

パワーで劣るSWが現状勝ってるのは、
フットボールの試合を行う上でのトータルの手数の多さ。
前回のレポートにも表れているが、
パントとリターンタッチダウンと最後のFGで振り切ったのが実情で、
今回もその構図は変わらないだろう。

あらゆる局面で得たチャンスで確実に加点する。
#18寺田のパント。#6松本のリターン
(ただ、#6には蹴ってくれないかも・・・なんで#45のリターンに期待)
#17安枝のFG、今回は頼むよ!!
もちろん、ミスをなくすのは大前提。
ターンオーバーやケアレスミスの反則はなしで!

ここまでの春の戦いの足取りは、正直力強いものではない。
よろめきながら、なんとか前回形になってきたのが実情。

だが秋に優勝して一部へ!という目標のために。
それが見えてくるような試合内容と、結果を。

頼むよ!!GO SIDEWINDERS!!